米国衛生研究所(NIH)(※1)は2015年10月に筋痛性脳髄膜炎・慢性疲労症候群(ME/CFS)の研究促進のための取り組みを強化することを発表しました。

具体的な取り組み項目として以下を挙げています。

NIH臨床センター(NIH Clinical Center)における研究プロトコルの立ち上げ。

国立神経疾患・脳卒中研究所(National Institute of Neurological Disorders and Stroke:NINDS)の主導によるNIH横断ME/CFS研究ワーキンググループの取組みの再活性化。

特に急性感染症に続いてこの疾患を発症した患者を登録してNIH臨床センターで臨床試験を行う予定。この研究はNINDS、アレルギーの国立研究所感染症、国立看護研究所(National Institute of Nursing Research:NINR)と国立心肺血液研究所(National Heart, Lung, and Blood Institute:NHLBI)の研究者が参加する。研究の主な目的はこの疾患の原因や進行の理解を深めるために感染後ME/CFSの臨床的および生物学的特徴を探ることである。

さらにME/CFS研究支援のために組織外の研究コミュニティにおける更なる手段を検討中。


(※1)米国衛生研究所(National Institute of Health:NIH):米国メリーランド州にある保健福祉省公衆衛生局(United States Department of Health and Human Services, HHS)の傘下に組織された、生命科学・医学分野における世界最大規模の研究機関。


【参考】
●(日本学術振興会のページ)https://www-overseas-news.jsps.go.jp/%E3%80%90%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%80%91%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E8%A1%9B%E7%94%9F%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80%EF%BC%88nih%EF%BC%89%E3%80%81-22/
●(NIHの原文)https://www.nih.gov/news-events/news-releases/nih-takes-action-bolster-research-myalgic-encephalomyelitis/chronic-fatigue-syndrome